2013年3月4日月曜日

天井と急落

少し前にこんな記事が出ていた。

アベノミクス効果でマネー誌“特需” 投資熱高まり最新号売り切れ

「アベノミクス」への期待を背景に円安・株高が続く中、投資家向けのマネー情報誌が“特需”に沸いている。会社の業績予想などを掲載する季刊誌の「会社四季報」も、新春号の実売部数が前号比で5割増と絶好調だ。
[産経新聞]


ビッグマネーを扱う大人たちは素人狩りが好きなわけで、よく一般のニュースに投資話があがり、新規参入者が増えるころが天井だと言われるが、今回もまさしくそうだったようだ。
仮の天井でまた上がるのかもしれないけれども、先週の急落でだいぶ痛い目に合った人も多いのではないのかなと思う。

大人達がどういうことをやっているか考えてみると、ドル円を例にあげると、下で買っている人はどこかで利確しないといけないわけで、じゃあどこで売るかというと市場が過熱して、みんなが買っている状態が売りやすいわけなんだよね。
とりあえずの目標が95円くらいでそこに行っちゃったらみんな積極的に買う感じではなくなるから、買う人がいなければ売れないわけで。
そんな時にイタリア選挙で絶好の売り場が来たと。
で、いつ売るの?今でしょ的なノリで売ったんじゃないかなーと妄想しております。
結果ストップを大量に巻き込み、大人達に便乗する売りも入り大暴落と。

最近よく要人発言なんかで動くけど、ほとんど大人達が儲けるための材料にされてるだけだなーと思う。別に実質的な通貨の価値が動いているわけではなく、材料を元に価格を動かしているだけ。
ファンダメンタルを知ることは、重要ではあるけどそれは動くタイミングになりやすいからであって、内容がどうか予測することよりもどう動いたらどう乗っかるか考えるくらいがいい気がする。

アナリストの予測がはずれるのもこのあたりにあると思う。
予測の逆に行った方が大人達は儲かるのだから。


それにしても、あの急落の時、自分はトレードを休止していたので見ているだけでした。
儲けれなくて残念って気持ちは少しあるけど、逆にポジションとっていなくて良かったと思うことにしましょう。

2chでもツイッターでも悲鳴が聞こえたけど、ネタだよね。
ストップ入れていたら少しのかすり傷程度だと思うんだよ。
約定されない程の急落でもなかったと思うし。
つい最近ストップ入れ忘れという大罪を犯した自分が言うのもなんだけど。

やはり、ストップであらかじめ損失を限定させておくことはマストだといい教訓になった相場でした。


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